EU離脱の国民投票から考える選挙の矛盾

イケスムです。ボクは民主主義国家が好きです。好きですというか、現状これ以上良い仕組みが思いつきません。一部の頭の良い人に国家を任せたほうが良いんじゃね?的な理論があることも知っていますが、ひとにとっての幸せは人それぞれですから、誰かの考えが必ずしも他の誰かの幸せであるとは限りません。であるとすれば、皆で運営している国の方針は、皆で決めるのが最善の策なんだろうなと思っています。

 

先般英国のEU離脱に関する国民投票が話題となりました。投票に参加したひとの約51%が離脱に賛成し、約49%が残留を選択したとのこと。この結果を受けてイギリスはEUを離脱することがほぼ確実となっています。このように選択肢が2つに1つの場合は、たとえ僅差であろうとも投票に参加をした半数以上が選んだ結果です。つまり有権者の半数以上がそれを望んでいることになります。

 

しかし選挙は、必ずしも二つに一つを選ぶものではありません。例えば日本の選挙では、A党B党C党D党などが一斉に選挙に出馬をすることがあります。そして有権者は、この4つの政党から一つを選択することになるわけですね。

 

仮に有権者が100人として考えて見ます。そして選挙の結果が下のようになる。

A党=30票

B党=24票

C党=24票

D党=22票

明らかにA党は他の政党をぶち抜いて圧勝しています。しかし大きな枠で見れば、有権者の約7割はA党を選んでいません。70%の反対があるにもかかわらず、A党が政権を握り、国の舵取りをすることになります。限りある税金の中から道路を作ったり社会保障費の金額を決めるのは70%の有権者が選ばなかったA党です。

 

冒頭で述べたように、ボクは議会制民主主義国家は現状で最良の方法であると思っています。なのでたとえ上のような結果となったとしてもモンクは何一つありません。ただ心に引っかかるのが7割の方が反対した政党が政権を握ること。まぁそんだけでのこと。