国内需要がないんじゃなくて買いたくても買えないってのをそろそろ認めるべき

イケスムです。新しいMacBook ProとSurfaceBookが発表になりましたが、今の僕には値段が高すぎて買えません。

 

ところで日銀の黒田総裁が日本国内のデフレーションをなんとかしようと猛烈に頑張っちゃっているわけですが、今ん所うまくいってないっぽいですね。

日銀決定会合:物価2%目標先送り 見通し下方修正 - 毎日新聞

一般的にお金の量が少なくなるとお金の価値が上がり、ものが少なくなるとモノの価値が上がります。なもんで物価を上昇させるためにはものを少なくすればいいわけですね。原油価格なんかは、原油の量を減らしたり増やしたりすることでその価格を調整していますが、まぁ似たようなもんですな。簡単だ・・・ってことはない。

 

当たり前すぎることですが、ある企業が明日から商品の量を減らしたとしても、その商品の値段は上がりません。何故ならば商品を減らして値段を釣り上げたとしても、消費者はそれに変わる違うものを買うからですね。例えばカップ麺ならば、ゴキブリ焼きそばが値上げすれば、明星一平ちゃん焼きそばを食べればいいや・・・となります。つまり東京電力NHKのようにある意味市場に1つしかない商品でもない限りは、無理ってことになります。

 

なもんで消費者の購買力に頼るわけです。お金を持っている人はお金を使って経済を回しましょう・・・みたいな。そんなもん誰だってわかっているんですよね。でも結局のところ給料の殆どを使い切ってしまう一般的な庶民は、もう今以上に消費を増やすことが出来ません。何故ならば所得が決まっているからです。その一方で、使い切れないほどの金を持っている人がいることも事実でして、ここに富が集中しています。今回はこの富の集中が良いとか悪いとかの話ではありません。なもんで富の集中なんてのはどうでもいいです。ただ、パーセンテージで言うと庶民はほぼ100%を使い切っても貯蓄が少ないのに対して、巨万の富を持っている人は稼いでいる額の何割かしか使えていないんだと思います。だってお金の量って基本的に決まっていて増えるわけないんだから、誰かが握っていれば他に回らねぇじゃん。だから金を使いたくても使えないわな。

 

「最近の若者は車を買わなくなった」みたいに、まるで若者が悪いかのような考え方をしていると、スベった経済政策になる可能性が高く、その結果「物価上昇狙ってんだけどなぜかうまくいかないので目標を先延ばしします」みたいな感じになるんだと思います。若者が車を買わないと思うなら、何故車を買わないのか?をガチで考えるべきですね。俺たちおっさんが若い頃とどれだけ収入が違うのかとか。ちなみに少子化で若者の人数はむかしよりも少ないので、むかしと同じだけ車が売れると思っているやつがいるとしたら、そりゃもう勉強不足もいいところ。